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2017年5月1日月曜日

最幸の人生の贈り方 2017年4月 メルマガ発行記事

朝日 一惠です。

メルマガ読者様のおかげで、4月も
毎日発行することができました。
心より感謝いたします。
どうもありがとうございます。
 

4月8日のメルマガ記事より抜粋


経済で読み解く明治維新(1) 徳川三代
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経済で読み解く明治維新
上念 司
2016年出版


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●世の中は、モノとお金のバランスによって成り立っている
●お金が不足すればデフレになり、景気が悪くなる
●景気が悪くなると、
  普段は見向きもされない
 危険な思想に人々は救済を求める
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江戸時代とはどんな時代だったのか


1.財政構造
徳川家は400万石しかないのに、
3000万石の日本全体を治めなければならない。


2.管理通貨制度
たとえ瓦礫のごときものなりとも、
これに官府の捺印を施し民間に通用せしめなば、
すなわち貨幣となるは当然なり。


3.百姓は農民に非ず
百姓は決して農民と同義ではなく、
たくさんの非農業民を含んでいる。
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徳川家の領地(天領)は諸侯で最大でしたが、
それでも全国3000万石の400万石でしかありません。
年貢だけに頼っていたら、
中央政府としての支出がかさみ、
いずれ財政難に陥ることは明白でした。


家康が最初に行ったことは、
全国のめぼしい金山、銀山をすべて手中に収めることです。


当時の日本には、現在の南アフリカのような
莫大な金と銀の埋蔵量がありました。


家康から家光までの徳川三代の将軍は、
とにかく幕藩体制を安定させることに
心血を注ぎました。


溢れ出る金銀を使って、
徹底的なばら撒き政策が行われました。


東照宮の建設、江戸の都市建設、
京都の諸公卿を押さえるための上洛や賄賂など、
文字どおり「金に糸目をつけず」
気前よくお金を使いました。


しかし、金銀の埋蔵量は無限ではありません。
家光が将軍になって20年ほど経過した1643年には
金銀の埋蔵量は底をつき、
極端に生産量が落ちてきました。


それでも、徳川家には莫大な金銀のストックがあり、
家光が亡くなるまでには使いきれないほどでした。


徳川三代の浪費は、日本経済の発展を考えると
極めて大きなプラスの効果がありました。


新田開発による作付面積の拡大があり、
船を使った物流などの「流通革命」によって
生産性、生産量ともに劇的に拡大させていた時期でした。


まさに高度経済成長の時期にあたります。


家光による浪費は、いわば「公共事業」と
同じ効果がありました。


しかも浪費のための資金は、
鉱山から掘り出した金銀を鋳造して
新しく作った金貨と銀貨です。


つまり、大量の貨幣を発行して
大規模な公共事業を行なったのと同じことになります。
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著書の上念さんの最新著書『経済で読み解く織田信長』が
おもしろかったので、この著書も買いました。


正直なところ、目からうろこの話が次々でてきて、
今まで読んできた、数少ない経済本の中で、
最もおもしろい本です。


タイトルは、明治維新とありますが、
著書の中は、ほとんど江戸時代の経済について
書かれています。


経済面からみて、なぜ、明治維新が起こったか
ということが書かれている本です。


徳川家康は、大変な吝嗇家(ケチ)として
知られていた人物です。
そして、金をためこみました。


お金を惜しげもなく使ったのは、
織田信長の接待のときです。
信長が家康の領地をとおるときには、
道路を整備し、宿を建て、
贅をつくした歓待を行いました。


しかし、そのほかに残っているエピソードは、
懐紙1枚ですら、もったいないから拾う話です。


ですので、私は、上野や日光の東照宮の
豪華絢爛さをみたときに、
果たしてこれは、家康の望み通りだったのかということを
ずっと疑問に思っていました。


その謎が解けました。



豪華な東照宮の建築は、公共事業だったのです。
建設費を誰かから取り立てるのではなく、
埋蔵されていた金銀を使って、
仕事をつくりだしていたことになります。


徳川三代で、徹底的に反抗の目をつみ、
制度を盤石化したことが、
江戸時代が長く続いた理由の一つであることが
わかりました。


しかし、金銀はなくなりました。
続きます。


あなたは、江戸時代がどのように続いたかご存知ですか。

20170401 シンギュラリティの経済学(3) 富の分配 vol.1539
20170402 シンギュラリティの経済学(4) 1%の富裕層 vol.1540
20170403 シンギュラリティの経済学(5) 解決策と課題 vol.1541
20170404 未来のだるまちゃんへ(1) vol.1542
20170405 未来のだるまちゃんへ(2) 僕が子どもだった頃 vol.1543
20170406 未来のだるまちゃんへ(3) 大人と子どものあいだ vol.1544
20170407 未来のだるまちゃんへ(4) これからを生きるこどもたちへ vol.1545
20170408 経済で読み解く明治維新(1)  徳川三代 vol.1546
20170409 経済で読み解く明治維新(2) 明暦の大火から8代将軍吉宗まで vol.1547
20170410 経済で読み解く明治維新(3) 田沼意次から天保の改革まで vol.1548
20170411 経済で読み解く明治維新(4) 江戸時代は資本主義を実践していた vol.1549
20170412 仕事は楽しいかね?《最終講義》vol.1550
20170413 入学おめでとう そしてありがとう vol.1551
20170414 空海 高村薫 vol.1552
20170415 超AI時代の生存戦略(1) 超AI時代の生き方 vol.1553
20170416 外国語を短時間でマスターする方法(前) vol.1554
20170417 外国語を短時間でマスターする方法(後) vol.1555
20170418 超AI時代の生存戦略(2) 超AI時代の働き方 vol.1556
20170419 なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか vol.1557
20170420 なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか(2) vol.1558
20170421 なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか(3) vol.1559
20170422 なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか(4) vol.1560
20170423 最高の未来の創り方(1) 情熱編 vol.1561
20170424 最高の未来の創り方(2) 才能編 vol.1562
20170425 最高の未来の創り方(3) ウェルススペクトル vol.1563
20170426 最高の未来の創り方(4) お金編 vol.1564
20170427 神・時間術(1) 最高の人生を手にいれる4つの原則 vol.1565
20170428 神・時間術(2) 集中力の高め方 vol.1566
20170429 神・時間術(3) 朝の時間を最大限に過ごす vol.1567
20170430 神・時間術(4) 午後のリセット術 vol.1568