グローバルナビ

2016年11月1日火曜日

最幸の人生の贈り方 2016年10月 メルマガ発行記事

朝日 一惠です。

メルマガ読者様のおかげで、10月も
毎日発行することができました。
心より感謝いたします。
どうもありがとうございます。
 

10月8日のメルマガ記事より抜粋


限界費用ゼロ社会(4) 
協働型コモンズの台頭
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限界費用ゼロ社会 
<モノのインターネット>と共有型経済の台頭』
ジェレミー・リフキン
2015年出版


THE ZERO MARGINAL COST SOCIETY:
THE INTERNET OF THINGS AND
THE RISE OF THE SHARING ECONOMY
Jeremy Rifkin
2014


第3部 協働型コモンズの台頭


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協同組合は、
共通の経済的、社会的、文化的なニーズや願望を、
共同で所有し民主的に管理する事業体を通して
満たすことを目的に、
自発的に結束した人々の自治的組織である。
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協同組合は自助、自己責任、民主主義、平等、
公正、団結という価値観に基づいている。
組合員は、正直さ、開放性、社会的責任、
他者への思いやりといった倫理的価値観を
信条とする。
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新しい経済インフラとパラダイムは限界費用を
ほぼゼロに減らせる見通しなので、
十分な利鞘を確保して利益を出せるかどうかに
存続がかかっている民間企業の先行きは暗い。


協同組合こそが、限界費用がほぼゼロの社会で
機能する唯一のビジネスモデルなのだ。


世界中のコミュニティで、
何千というグリーンエネルギーや
グリーン電力の協同組合が生まれ、
地域や大陸の送電網を介してピアトゥピアで
電力をシェアするための、
ボトムアップのコモンズ基盤を確立している。
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インターネット上で育ち、
分散型・協働型でピアトゥピアのネットワークにおいて
価値を生み出すのは当然の権利だと
思っている世代の人々は、
独自のグリーンエネルギーを生産して
エネルギー・インターネット上でシェアすることを
ほとんど躊躇しない。


彼らは自分たちが、深刻化するグローバルな
経済危機の時代に生きていることを知っている。
そして、化石燃料エネルギーに依存し、
中央集中化したトップダウンの指揮・統制で
管理されてきた経済体制に起因する、
なおさら恐ろしい地球の気候変動の時代に
生きていることも承知している。
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グローバルでさまざまな分野の技術インフラが
整うことで、社会組織のあり方も
大きく変わろうとしているように見えます。


実は、私は、ITという狭い世界で、
このインフラの変化の波を何度も味わいました。


この波は螺旋階段のように、
集中化と分散化を行き交いながら、
進化していくのです。


入社したころは、集中化の象徴である、
メインフレームの時代でした。
すべての処理とデータは、高性能の
コンピューターで行われ、そこに接続する
端末には、画面表示の機能しかありませんでした。



そのうち、パソコンの性能が向上し、
クライアント・サーバーと呼ばれる時代が
やってきました。


クライアントとなるパソコンで、ユーザーの処理を行います。
クライアントからのリクエストにより、サーバーとなる
より高性能なコンピューターで、
データの管理や他システムとのインターフェースなどを行います。


その後、時代は、インターネットの時代になりました。
当初は、ブラウザーと呼ばれるソフトは、画面表示以上の機能を
もっていませんでした。
そして、サーバー側で画面表示以外の処理を行ったのです。
いわば、メインフレーム時代と同じ仕組みになったのです。


今では、スマホですら、以前のメインフレームをはるかに超える
能力をもっています。
そこで、アプリが流行っているのです。
これは、クラインアント・サーバーと同じ仕組みです。


らせん階段というのは、
1次元で見ると、直線に見えます。
ひたすらまっすぐに階段を登っていくように見えます。


2次元で見ると、左右に揺れる波のように見えます。
つまり、集中化と分散化のどちらかに、
技術が動いているように見えます。


3次元で見ると、1階上にあがるには、
高低差だけ変化すればいいことになります。



つまり、コンピューター技術に関していえば、
一度一周してしまえば、つまり集中化と分散化を
学んでしまえば、あとは、差分の技術だけ、
学べばいいということに気がつきました。


ここで、私はIT技術の最新動向を追いかけていくことに
興味を失ったのです。
新しいことを学びたかったら、階段を上るのでなく、
エレベーターであがればいいということが
わかったからです。


しかし、社会構造は、もっと長期的な周期で
動いているようです。


私は、24年間垂直型中央管理のシステムに
組み込まれていました。
正確には、単純なピラミッドではなく、
マトリックス型組織でした。
地域ごとにも管理されるし、
事業分野ごとにも管理される組織でした。


大きな組織は十分経験したから、
今度は、反対を経験してみようと思って、
独立しました。
個人事業主というのは、反対の極です。


そして、今、まさに分散型・協働型を
どう実現したらよいのかに、
向き合っているところです。



子ども達が生まれたときには、すでに
インターネットがこの世の中にありました。
家の中には、一人一台以上のコンピューターがあります。


そして、学校では、3Rが何かを学び、
リデュース・リユース・リサイクルについて、
親に教えました。


学校の夏休みの宿題は、家庭での
電気・ガス・水道の使用量を測定し、
それをいかに削減できるかを実験します。


子ども達は、私が育ってきた時代とまったく違う環境で
育ってきたのです。


おそらく、数年もしたら、言語の壁もなくなるでしょう。
すると、おのずと地球規模で考えるのは、当たり前になります。


なんか、子ども達がつくる社会は、おもしろそうです。

           
あなたは、現在の延長線上で未来を考えていませんか。



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